メッセンジャー日記

7/26(月) 記入:Michael(T-serv)

 朝イチでケーイチが事故。タクシー(※1)のドア開け。普通ドア開けって、路駐してる車(※2)の右を抜けるときにくらうのが多いが、今日のは前を走ってたのがいきなり左に寄せて、止まった瞬間左のドアを開けたらいい。たぶん客が急にそこで止めてとか言ったのだろう。ケーイチはとりあえず打撲で済んだようだ。

※1
メッセンジャー最大の敵。というか、タクシー以外のすべての車両にとっての敵。すべての道はタクシーのためにあるとでも思っているのでしょうか?
※2
これもメッセンジャーの敵のひとつ。ドアを開けるときは必ず後方確認するということは、教習所で絶対に教わっているはずなのに、何も考えずにドアを開けるバカが後を絶たちません。

















7/23(金) 記入:Michael(T-serv)

 金曜にしては淡々とした1日。金曜は夜になってたて込むことが多いのでネバろうと思っていたが、19:30ごろ西麻布で終わってしまったので、おとなしく帰る。
 週の終わりなのでかなり疲れがたまっているはずだが、いつも金曜は木曜ほどキツくはない。翌日のことを考えずに、終わって飲みに行く(※1)ことだけを考えていればいいから。

※1
メッセンジャーをしていると、ビールがうまい!、と皆さん口をそろえて言いいます。中には、ビールを飲むために仕事をしているようなモノだ、と言い切る人も。そしてそのセリフは、映画の中でもそのまま採用されています。



7/22(木) 記入:Michael(T-serv)

 午前中クソ暑かったのに、午後から雷雨。一番ひどかった時はほとんど動きが止まっていた。昨日相模原で自転車に雷が落ちて死者が出たからか?無線機に落ちる、という情報もあり(※1)、かなり焦った。結局、1時間以上中断した。

※1
都内なら、ビルの上に避雷針が立っているので、比較的安全だという噂もありますが……ま、落ちて死んでからでは遅いので、「落ちるかどうか、オレが試してやる!」という人以外はおとなしくしていた方が無難でしょう。



7/21(水) 記入:Michael(T-serv)

 朝イチに赤坂パークビルから出た15軒のうち、4軒をイタダいたのを皮切りに、オーダーが全く止まらずに夜9時まで走りっぱなし。1軒か2軒で走っていると、必ず何かついてきて、夜7時までに32軒。ピックもデリバーも含めて、港、渋谷、千代田、中央の4区以外に全く出なかったが、ラスト1軒はガープレ→足立区六月。足立区初上陸(※1)も、夜だったので景色がわからず、あまり感動はなし。ガープレをスタートしたのが7:10、六月についたのが8:15、事務所に帰ったのは9:30ごろ。トータルで33軒。こんなのは半年に一度だろう。
 大当たりの日だったが、ムカついたのが2回。築地の●●に届けた時、初めてだったので正面から入ろうとしたら、警備員(※2)が「下、下!!」と叫びながら(下に通用口があった)、両手を広げて飛んでくる。下からはわかったけど、こっちも仕事できてるんだから言葉づかい何とかならんのか。大体、だったら初めから「納品等は通用口からお願いします」とか看板を立てときゃいいのに。あと、大手町のNKKビルの入り口の警備員。土砂降りの時ピックに行ったら、こっちが挨拶してるのに「そのカバンびしょぬれなんでココに置いていってくれませんか」と来やがる。仕事道具やぞアホンダラ、と思いつつ、「いや、こちらから荷物の引き取りに来たんでコレはちょっと…」と言って入った。
 仕事を始めた当初はこういう反応にいちいち腹を立てていたけど、最近は向こうも仕事なんだしと、あまり気にしないようになった。が、今日の2軒は結構アタマに来た。

※1
メッセンジャーが意外と気にしていることの一つ。
※2
最も評判が悪いのが、オークラ。誰に聞いても、「あそこの警備員はムカツク」と言います。



7/19(月) 記入:Michael(T-serv)

 そろそろ梅雨明けしそうな感じで、本格的に暑い。(※1)ピックアップ時に、伝票やら荷物やらに汗が滴りそうになって慌てて拭いたり、混んでるエレベーターで自分のニオイが気になった(※2)りと、体がキツイ以外にもけっこう気を遣う。どこだったか、ピックの時、50cm位の距離で伝票書いてたら、「大変ですね、暑くて」と言いつつ、さりげなく一歩引かれた。

※1
この日の最高気温、28度。しかしこの数字は、芝生の上に設置された寒暖計で測った気温で、アスファルトの上はさらに暑い。
※2
自転車便最大にして唯一の欠点と言われています。こればっかりは、周りが理解してあげるしかないと思うのですが…



7/16(金) 記入:Michael(T-serv)

 金曜にしてはオーダー少な目。待機も度々で、しびれを切らして動く(※1)と、動いた後からポロポロ来るというストレスのたまるパターン。今日はハマった。

※1
荷物を届ける権利は、基本的に受け取り場所に最も近いメッセンジャーに与えられます。従って、どこで待機するかもメッセンジャーにとって重要なコトなのです。



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