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■キャラクター設定
年 齢 | 34歳 |
職 業 | 総合商社『安宅物産』繊維部勤務 |
出 身 | 東京都 |
性 格 | 温厚でひとあたりのいい好男子 |
特 技 | 会社の金で女を囲うこと |
苦手なこと | 汗をかくこと |
好きな言葉 | 金ならいくらでも払うから |
■岡野博ってどんな人?
有名商社の商社マン。清水尚実の恋人。有名私立大卒、父親は同社の取締役、背も高く顔だちもハンサム。勤務するのも繊維部という商社の花形部署。頭もいいし、仕事も(そこそこ)出来る。おまけに家柄もいい、とくれば、やり放題。自分の地位や金の力を充分に承知しているがゆえに、イイ女を手に入れるためにはそれらを惜しまずに使いまくる。逆に言えば、地位と金をバックにしなければ女を口説けないし、女だってそれを望んでいるのだと信じている。
〔アリ/キリギリス〕で言えば、キリギリス中のキリギリス。夏の真っ盛りにも、会社や家柄という大きな葉っぱの下の日陰で、シャンパン片手にバイオリンを奏でる優雅なキリギリス。たいていのキリギリスがそうであるように、自分の目に見える世界だけが真実。大きな穀物を背負って、ゼーゼー言いながら行進するアリたちに「そんなつまんないことやめて、こっちで一緒にシャンパンでもどうだい?」と呑気に言ってのける世間知らず。尚実に執着するのも、自分の地位と金の象徴としての「イイ女=尚実」だからであり、本当の愛はまだ知らない、可哀相な奴。
言うならば、岡野博は【プリンス・オブ・キリギリス】なのである。
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