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太田量久
小木茂光
INTERVIEW
  

キリギリスの巣窟を支えるシロアリ
■キャラクター設定

年 齢35歳
職 業総合商社『安宅物産』審査部勤務
出 身福井県
性 格徹底的なプラグマティスト
趣 味なし
得意なこと  仕事
好きな言葉すでに手は打ってある

■太田量久ってどんな人?

 岡野と『安宅物産』の同期入社だが、国立大卒、実家は田舎で貧農、背の低くデブでブ男(これはあくまで初期設定上の話です。小木さん当人はとってもダンディでかっこいい方です!)、審査部という地味なセクション勤務で、出身、ルックス、体型、すべてが対照的。物事の判断基準は「1円でも会社の利益になるか」という一点のみのゴリゴリのプラグマティスト。そのため一見、非常にイヤ〜な奴に見えるが実は誰よりもフェアで、仕事にはひたすら忠実=仕事の出来るキレ者。したがって、最初は目もくれなかった自転車便に対しても、それが会社にとってプラスと判断すれば、迷わず味方に引き入れる。決して、情実や義理には流されることはない。

 〔アリ/キリギリス〕で言えば、実はアリ。しかも、会社の利益のためには目の前のどんな障害物さえも、強靱なアゴでかみ砕いて一直線に進む“シロアリ”。ミツバチが甘〜い誘惑の蜜で誘っても、会社の利益にならないと判れば、決して心惑わされない。その芯の強さはもはや人間を離れ、「T2」のT−1000なみ。商社というと一見キリギリスの総本山と思われるかも知れないが、審査部や人事部という中枢部での彼らの堅実な働きなしには会社は動かないのである。そして間違いなく言えるのは、出世してトップまで登りつめるのは、キリギリスではなく、彼らシロアリ族なのだ。

 すなわち、太田量久は【キリギリスの巣窟を支えるシロアリ】なのである。




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