メッセンジャー“ロケ弁担当”宮川慎吾さんに聞く

ロケ弁は、作品の“いのち”なんです。

宮川慎吾さん  撮影現場での楽しみは、やっぱり食事(弁当)。ロケ先で出される弁当は“ロケ弁”と呼ばれ、制作進行の担当者がどの弁当にするか決め、弁当屋さんに注文しています。メッセンジャー・ホームページではロケ弁の写真を毎日、掲載しているので、このページで初めてロケ弁を見たという方も多いのではないでしょうか? メッセンジャー・フリーク達の間で盛り上がり始めたという噂もある(?)このロケ弁について、メッセンジャー撮影現場の“ロケ弁担当”、宮川慎吾さんにお話を伺いました。


―ロケ弁をご担当されてどのくらい経ちますか?

宮川 「ロケ弁担当歴は6ヶ月です。制作進行の一番下っ端の者が担当することになっているので、現在は僕が担当しています(笑)。“制作進行はロケ弁担当から”ともいわれている仕事ですから、気をぬけません」
―今日(5月16日)の夜のロケ弁ではオムライス弁当が人気だったようですが。

オムライス弁当 宮川 「ロケ弁選びは目立たない仕事ですが、現場スタッフのみなさんに喜んでいただけると嬉しいですね。撮影現場ではほぼ毎日、ロケ弁になりますので同じようなニューが続かないようにしたり、栄養がかたよらないようにしたりと、気を配っています。30件ほどの弁当屋さんとつきあいがありますが、バリエーションを広げるために新規開拓もしています。今日の夜弁当は新しい弁当屋さんにお願いしました。今日は、その弁当屋さんイチオシ・メニューのハンバーグ弁当と他の弁当屋さんではあまり見かけないオムライス弁当の2種類を注文しました。魚料理と肉料理、和食と洋食など、できるかぎり複数のメニューを用意して、スタッフのみなさんが選べるようにしています。」
―他に気を使われていることはありますか?

宮川 「メニュー選び以外にも数量にも気を使いますね。毎日、発注する数が違うんですよ。現場入りされる俳優さんの数も日によって違いますし、俳優さんによってはマネージャーさんの数も違いますから、そのへんのことも調べておく必要があるんです。
 まあそういうわけで、今回の作品のできは、ボクが握っているとも言えるんでしょうねー(笑)。」



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