Message from 久保田 利伸

映画「メッセンジャー」テーマソング
発売直前メッセージ

― 9月8日から発売される、映画「メッセンジャー」のテーマソング『Messengers' Rhyme〜Rakushow,it's your show!〜』。その発売にあわせて、久保田利伸さんからメッセージが届きました! 実際のメッセンジャーたちの想いがあのテーマソングになっていると聞いてビックリ。メッセージを読んだらすぐにCD屋さんに直行だ!

久保田利伸さん 「メッセンジャー」、面白かったですねぇ。主題歌を担当させていただいたのに、試写を見たのは公開直前でした。でも見られてよかった。とにかくつべこべなし、理屈抜きの爽快猛レース。気分スッキリです。ちょっぴりさりげない色気あり、胸キュンあり、笑いあり、絶対必見ですね。

 もちろん自分としては、作った音楽がどのように映画にとけ込んでいるか一番心配でしたが、相当合っていたように思えます。うれしかったですねぇ。思い起こせば数ヶ月前、監督からこのお話を頂いたとき、実際自転車便を生業にしている方たちの「こだわり」「ポリシー」「口癖」などをランダムに書き出したノートをもらいました。その中に僕には際立って見えた「楽勝!」の一声。その、ノリのいい響きにインスパイアされ、曲の核がすぐにできてしまいました。おかげで大変スムースに作業が進んだことを憶えています。

 出演者のみなさんにどのようにパフォーマンスしてもらうか、というのは少し悩みましたが、映画のストーリーが日頃の自分の意識ととても重なるところがあったので、それぞれに語って貰いたい台詞があふれてきました。ラップという手法に慣れない出演者の方々が頑張ってカタチにしてくださったのは感激です。さらに、ノリ・振り付けの指導を引き受けてくださったBRO.KORNさんには頭が上がりません。

 出演者のみなさんのために書き下ろしたこの曲が大変評価を頂き、急遽、私バージョンが発売されることになりました(9月8日発売)。おまけにこのバージョンではなんと清水尚実さん(!?)が、快く参加してくれて、花を添えてもらっています。エンディング・バージョンと僕のバージョンのチョットした歌詞の違いもお楽しみください。また、OPENING THEME(CDカップリング)は、久々の私ならではのSLOW JAMになっています。ちょっと自慢の曲です。

久保田 利伸


久保田 利伸(くぼた としのぶ)
1986年デビュー。そのオリジナリティあふれる音楽性、楽曲の高いクオリティ、抜群の歌唱力、卓越したリズム感は多くの人々を引き付け、日本の音楽シーンにそれまで存在していなかった新たな風を送り込み、その独自の音楽スタイルのパイオニアになる。数々の名曲を生み、カラオケなどでも愛唱されるアーティストの一人である。

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