o__ http://messengers.nifty.ne.jp/ [1999/08/03] vol.028 .>/-. ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ◎-\◎...┃M┃E┃S┃S┃E┃N┃G┃E┃R┃S┃★┃M┃a┃i┃l┃ ━━━━━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ 続々と、試写会の感想が届いています! 一番乗りは、いつもフォーラムへ の書きこみ&スタッフへの励ましメールを送っていただいているkyokoさんで す! 感想の届いた時間が、[Mon, 2 Aug 1999 21:48:26 +0900]ってなってる んですが、これって試写会が終わった直後なのでは……。 さて、本日のメールは予定を変更して、馬場監督の日刊 BaBa's メール、映 画評論家・田沼さんによる特別寄稿、そしてみなさんから寄せられた感想、と もりだくさんの内容でお送りします!(けして青山さんの原稿が遅れてるから じゃないですよー)おっと、試写会の感想もどしどし送ってくださいね〜。 http://messengers.nifty.ne.jp/messages/index2.html (くろだ) 公開まであと → [18日] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -----[I・N・D・E・X ]----------------------------------------------------- 【1】日刊 BaBa'sメール[1999/08/02] 【2】田沼雄一特別寄稿『ホイチョイ・ムービーを〈解剖〉する1』 【3】ファンメールがいっぱい『試写会感想スペシャル1』 【4】スタッフ通信 __________________________________________________________________________ 【1】日刊 BaBa'sメール[1999/08/02]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ みなさんの回りの人は、もう映画『メッセンジャー』のことを知っていますか? まだまだ浸透しきっていないようなので、PRにぜひご協力ください。 TVの予告編だけを見ると、ただ自転車が走り回るだけの映画みたいに見える けど、実際は、飯島サンと草ナギくんが、大喧嘩を繰り返しながら、やがて惹か れ合ってゆく、という結構ラブラブなお話。そういう部分もPRの際にはお忘れ なく。 それと、これはまだあんまり言ってないことだけど、この映画って物語はとも かくとして、ディテールの設定はすごくリアルなんですよ。 たとえば、飯島直子サンが日焼けしてドレスが着られなくなる場面とか、坂を 上がっている途中で携帯に注文の電話を受けるんだけど、息が切れて答えられず、 相手にヘンな勘違いをされてしまう場面とか、あるいは、草ナギくんが信号一つ でバイクをぶっちぎる場面とか、ケガをした矢部くんが草ナギくんに向かって 「ふたりのうちどちらかひとりがコケたら、そんときはあきらめようって決めた んや」という場面とか―――みんな、本物のメッセンジャーから聞いた実際の体 験を元に作ってあるんです。そういうリアルな映画なんだってことも、つけ加え るように(お、この話しは、明日の舞台あいさつで使えそうだゾ!)。 映画の公開まであと3週を切ったので、PRを頑張るぞ! 馬場 康夫 __________________________________________________________________________ 【2】田沼雄一特別寄稿『ホイチョイ・ムービーを〈解剖〉する1』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『メッセンジャー』観ました。この際、お世辞抜き、本音で言います。 「見事に面白かった!」 だれだれがいいとか、どのエピソードがいいとか、といったことではなく、映 画全体のスピード感、バイク疾走シーンの躍動感・跳躍感、そしてドラマ進行の テンポの良さ、などすべてがウマくいっている。まさに馬場監督の力技、そして 粘り勝ち。これまでのホイチョイ・ムービーの中でいちばんできがいい。いまさ らこんなことをいうのもヘンですが、馬場監督って「天才なんじゃない?」。 さてホイチョイ・ムービーのこと。『メッセンジャー』を観て、ようやく〈実 態〉を掴めた。ホイチョイ・ムービーって、実は〈お仕事映画〉だったのだ。 自転車便をなんとか軌道に乗せるために、みんなが懸命に働き・頑張り・闘う。 『メッセンジャー』は断然、お仕事する映画だが、すでに第一作『私をスキーに 連れてって』(87年)からホイチョイ・ムービーの登場人物たちは一生懸命〈働 いて〉いたのだ。 『私をスキーに〜』は〈サロット〉というスキーのトータル・ブランドを売り 込もうとゲレンデを滑る主人公たち。彼らは命をかけてまでゲレンデを疾走する のだ。仕事熱心なのだ! 第2作目『彼女が水着にきがえたら』(89年)はズバ リ、お宝探しを一生の生業にしている男たちの汗と涙と笑いの熱血冒険ドラマ。 夢を現実のものとするためには一生懸命〈働かなければ〉ならない、ということ を教えてくれるのだ。第3作目の『波の数だけ抱きしめて』(91年)はミニFM 局の電波を湘南の海辺一帯に広げようと働き、夢中になる若者たちのドラマだ。 自分たちの夢をなんとか形にしようとガンバる主人公たち。『メッセンジャー』 まで変わることのない〈けなげな姿〉だが、それは馬場監督らホイチョイ・プロ ダクションズの人々の生き方の反映だと思う。趣味や遊びことを〈仕事〉の中に 入れてしまう。趣味を仕事にするのではなく、仕事の範疇に自分たちの好きな遊 びや趣味を取り入れしまうのだ。当然、仕事は楽しくなる。ホイチョイ・ムービ ーの主人公らがいつもイキイキしているのは、馬場監督らホイチョイ・プロの人 たちが毎日を〈楽しん〉でいる、そのあらわれなのだ。 映画評論家 田沼 雄一 __________________________________________________________________________ 【3】ファンメールがいっぱい『試写会感想スペシャル1』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ From: kyoko 試写会見てきました。 笑った! ぐっと来た! 拍手した! 『楽勝』っす。 キャスト全員、すばらしかったです! とりあえず、日比谷のバーデンバーデンより。 --- From: のりお スピード感にあふれた、とっても面白い作品でした。 飯島さんは、今年の各映画賞で主演女優賞候補でしょう。 音楽も非常にクオリティが高く印象的。 エンディングがカッコ良い映画は当たるのだ(私の信念)。 --- From: MENA 私は剛くんファンなので、まあ、どんなのでも剛くんさえかっこ良ければいい かな〜っというのが、正直なところだったのですが、それだけじゃすまなかった ですね。ストーリーは単純明快、勧善懲悪、お約束いっぱい、思わず「おいおい!」 なところもありましたが、とにかく楽しかったです。いっぱい笑わせてもらいま した(特に、やべっちの「空気を読め」は大ウケ(笑))。 全体的にすごくパワーがあったように思います。無駄なカットを切り捨てて、 退屈しないで最後まで引き込まれました。あちこちにこだわりというか、細かい 作りこみが見えました。さりげない伏線とか、セリフとか、セットとか、小道具 とか、カメラワークとかもろもろ。何回か観ても、楽しめそうです。 --- From: あすか。 8月2日大阪の御堂会館でメッセンジャーを見ました。大阪では900人も来ち ゃって、いっぱいで座れないぐらいでした(私は2時間前に来てしまいました)。 内容は、すごくおもしろかったし、迫力もあって思わず「おおー」と言ってし まいました。私は横田役の矢部さんのファンで、矢部さんがラジオでよくメッセ ンジャーのことを言っていたのですごく楽しみにしていました。特に最後は、矢 部さんが「最後まで席を立たずにみてほしい」と言ってたので、ちゃんと見まし たがすごく面白かったです。 試写会に行けて本当によかったです。周りのみんなにもちゃんと言っておきま したから。公開されたら、もう一回映画館に行って見ます。試写会に当ててくれ て、ありがとうございました。パート2もやってくださいね。 __________________________________________________________________________ 【4】スタッフ通信  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 私も試写会に行きました。ディテールを知っているにも関わらず、かなり面白 い。かけ値なしで、元が取れる映画だと実感。 さて、自転車映画を募集したところ、読者から下記のメールが届きました。 ※一発目! 自転車映画の件ですが、「アメリカン・フライヤーズ」と同じ脚本家スティー ブ・テシックの作品で「ヤング・ジェネレーション」という作品があります。 1979年ぐらいの作品で、自転車のレースに出る若者の話しです。アメリカではア カデミー脚本賞もとっていて評価の高い作品で、後にテレビシリーズ化もされて います。この脚本家は「ガープの世界」などの脚本も書いています。(わたべ) ※二発目! 自転車映画ってあまり数がないかもしれませんね。1980年前後の映画で、 ロードを中心にした青春映画がありました。ピーター・イエーツ監督の『ヤング ジェネレーション』です。ピーター・イエーツは『ブリット』以降あまり面白く なかったのですが、久しぶりに少し評判になった映画でした。 また、映画の中に出てくる自転車で、私の印象に残るのは、以下の3本です。 1.『明日に向って撃て』 ポール・ニューマンがキャサリン・ロスと初めて自転車に乗るシーンは、ま さに自転車に乗る楽しさが伝わってきます。 2.『ピーウイ・ハーマンの大冒険』 盗まれた愛車(自転車)を探して旅に出ます。愛車への思い入れは泣けます。 3.『インディペンデンス・デイ』 映画はあれですが、ジェフ・ゴールドブラムが会社のフロアまで自転車に乗 っているのは、かっこいいです。(まるよし) まだまだ、自転車映画の情報を募集。投稿待つ! (ウラベ) **************************************************************** 映画「メッセンジャー」8/21 全国東宝系でロードショー **************************************************************** -------------------------------------------------------------------------- Copyright (C) 1999 Fuji Television Network Inc. / Shogakukan Inc. / PonyCanyon Inc. All Rights Reserved Web produced by START お問い合わせ/mailto: bicycle.messengers@nifty.ne.jp --------------------------------------------------------------------------