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■キャラクター設定
年 齢 | 29才 |
職 業 | 高級ブランド『エンリコ・ダンドロ・ジャパン』のプレス |
出 身 | 東京近郊(ただし、実家とはわけあって絶縁状態) |
性 格 | タカビーで自己チュー |
好 物 | シャンパンとフグ |
嫌いなこと | 日焼け |
好きな言葉 | 私はプレス |
■清水尚実ってどんな人?
イタリアの有名ブランドのプレスと言えば人も羨むようなバリバリのキャリアウーマン……と思いきや、実際はスポンサーの「安宅物産」のエリート社員・岡野博の恋人というだけで今の職についた。当人は自分はプレスになるために生まれて来たと思っているが、当然まるっきり仕事は出来ない。オフィスでする事と言えば、シーズンごとのパーティーの手配と、爪の手入れくらい。イタリア語はおろか、英語も喋れないくせに「プレス=自社ブランドの広告塔」を口実に、着ている服からマンション、車からカードまですべてを会社の金でまかなっている。しかし、運命の女神は彼女にある試練を与える……
アリ/キリの分類で言えば、清水尚実は典型的なキリギリス。しかも、目一杯バブルを引きずって生きている、化石的キリギリス。しかし、ある事件をキッカけに、「アリ的」生き方に目覚めるから、あら不思議。何よりも自転車便の世界が性にあっていたのか、水を得たサカナのような活躍ぶり……ひょっとすると、キリギリスの世界に生まれ育ったことが間違いで、本当は彼女の中にもアリの血が脈々と流れていたのでは……と終盤は誰もが思うハズ。
すなわち、清水尚実はキリギリスの世界を追われた、本当は根っからのアリ、アリの女王、名付けて【みにくいキリギリスの子】なのである。
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