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「今どき、こんな女いるのか!?」というくらい、バブリーな超カン違い女が、飯島直子さんが演じる清水尚実。ひょんなことから、メッセンジャーの仕事をするハメになるが、次第に自転車の魅力にとりつかれていくという役どころだ。
―飯島さんは「清水尚実」という女性をどう思いますか?
とにかく、独りよがりでカン違いしているヒトなんですよ。だから私も最初はイキオイで演じていました(笑)。その後尚実は、メッセンジャーの人たちと一緒に仕事をしていくうちに、変わっていくんですけど……でも、やっぱりカン違いしているんですよね(笑)、このヒト。だけどじつは、この映画の登場人物の名前って、馬場監督の知人の方の実名なんです。だから「清水尚実」も実在しているんですよ!
―お会いされたんですか?
はい。彼女を見た瞬間、「清水尚実だ!」って直感しました。撮影中盤で会ったんですけど、もっと早く会いたかったなあ。ただ、違うところは“本物”はすごく爽やかなヒトだってコト。「爽やかなカン違い女」でした(笑)。
―では、ズバリ。清水尚実の性格は飯島さんと似ていますか?
う〜ん。女性スタッフたちと「すべてを捨てて自転車やるか〜?」なんて言っていたりしたんですけど(笑)、似ているところもあると思います。尚実は、もうカン違いしてハジけちゃっているところが楽しくて演りやすかったですね。
―苦労したシーンはありましたか?
私はあまり、「大変だ」って思わないんです。大変だーって考えると、本当につらくなっちゃうでしょ? だから気持ちのうえでは、変わりなく演っていました。だけどスタッフさんが大変そうだったかな。東京は交通量が多いうえに、自転車で走っているシーンが多かったんですよ。だけどみんなに、演じやすい状況を作ってもらえたんで、楽しく演じることができたんだと思います。
―では、そのスタッフさんのなかで気になるヒトはいました?
いっぱいいるけど、最近のイチオシはヒロコ18歳! コギャルっぽいんだけど、かわいくて、からかいたくなっちゃうんです(笑)。
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