フォーラムを見させていただいて感じたのは、やっぱり役者さんがしている「時計」が気になっている人って多いんだナってこと。そこで今回は、時計のハナシを少々してまいりましょう。MTB専門の私が時計の解説をするのは少々無理があるような気がしますが、一生懸命調べましたんで、ひとつ参考にしてくださいまし……。

　尚実がしているのは「Swatch IRONY SCUBA200 YDS4001 OBSCRE」。文字盤が細かいグレー×ブラックのチェックになっていてなかなかファッショナブル。ちょっとカーボンライクな仕上がりで高級感もあります。大きめなボディながら、とても軽量な仕上がりなのもアクティブなメッセンジャーに受けて当然。アパレル・プレス出身の尚実のお目にかなったということは、モードなファッションにも似合うハズ？（11,500円）

　街のかっとび男、鈴木がしているのは「Swatch beat SQB101S/L WEB MASTER」。アナログな「針」のモデルがゾロッと並ぶスウォッチ・ラインナップのなかではめずらしく、デジタル表示が採用されたモデル。走りながらでも即座に時間がチェックできたり、スイッチ類が大柄で走りながらでも操作しやすかったりと、韋駄天・鈴木らしいチョイスだと思います。「神宮前、８分行けるか？」って島野さんに聞かれて、「楽勝！」っていいながらストップウォッチのスイッチを押す姿が目に浮かびます。30m防水加工や、ベルクロタイプで二重構造のベルトも鈴木のイメージとピッタリマッチしてます。（世界初のインターネットタイムを採用したモデル。10,000円）

　続きまして横田の時計「Swatch IRONY CHRONO STAINLESS STEEL YCS401G SECRET AGENT」。前出の２モデルと比較すると、メタリックなボディはスポーティというよりはむしろフォーマルって感じ。ブルーの文字盤もなかなかオシャレです。ベルトのデザインがどことなくロレックス風なところがチョイスのポイントだったのかな？　って感じが横田らしさにつながってマス。（14,000円）

　由美子は何をしてるの？って質問は多かったんだけど、「Swatch STANDARD/GENT GB737 ESPRESSO」をしています。スウォッチのラインのなかではとってもベーシックなイメージのモデルです。（4,500円）

　オートバイ便からの華々しい転身を遂げた服部がしているのは「Swatch ACCESS SCUBA FREERIDE SHN101 S/L」。ベルトの印象がちょっと鈴木に似ているのは、服部が鈴木に憧れてるところがあるってことなのかなぁ……。（7,500円）

　最後は永遠の若大将、島野の時計。モデル名は「Swatch IRONY CHRONO ALUMINIUM YCS4004 AL/AM/AS TOXIN」です。メタリックなボディは横田の時計にちょっとだけ印象がダブります。ブルーの文字盤は海の男の証しなのかな。（14,000円）

　以上が劇中で使われていたモデル。スウォッチのスタッフの方に取材したんできっと間違いないと思うのですが……参考にしていただければ幸いです、ハイ。